Raising Awareness of Japanese Green Tea
日本茶が生み出すマインドフルネス効果
ウェーバー・シャンドウィックは日本産の農林水産物・食品のブランド構築のためのプロモーションを実施する機関と協業し、北米のミレニアル世代における日本の伝統的な緑茶の認知度の向上、および購買促進を目的に、統合的なマーケティング施策を実施しました。
まず、ターゲットオーディエンスの日本茶および健康全般に対するインサイトを理解するための調査を実施し、多くのミレニアル世代が「マインドフルネス」に高い関心を持っていることの裏付けを得たのち、ターゲットに共感される、マインドフルネスと日本茶の関係性に焦点を当てた施策を立案しました。
The Challenge
北米市場において一般的に「緑茶」とは、日本以外の産地のお茶を含めた総称であることがわかっていました。
そこで私たちは、健康機能性に加え、精神機能性を新たな訴求ポイントとして、日本産の緑茶の差別化およびポジショニングを確立する必要がありました。
The Solution
日本茶 = マインドフルネスを彷彿させる、“Find A Better Mind”という独自のコンセプトを基に、ロゴから動画、デジタル広告、様々なコンテンツを開発。オウンドメディアのみならず、アーンドメディア、ペイドメディアを横断的に活用し、プロモーションを行いました。
また、日本茶についての正しい知識や情報を発信できる特設ウエブサイトを作成。日本産の緑茶がもたらすベネフィット、品質、奥深さをターゲットに理解してもらうため、オリジナルコンテンツを定期的に配信するなど、消費者の教育を通して、北米における日本茶のファンづくりに注力しました。
Impact
Building a New Position in the Market
動画配信、デジタル広告、特設ウェブサイトおよびAmazonサイト開設を同時に行ったキャンペーンは、消費者エンゲージメント率が予想をはるかに超え、ローンチから2週間以内に、ビデオ視聴者数690,000以上、また125,000以上のウェブサイト訪問者数を獲得することに成功。 他国産との差別化と、日本茶の新たなポジション確立のための空気醸成を図ることができました。