アンディ・ポランスキーがCMG会長およびCEOに就任、ゲイル・ハイマンがウェーバー・シャンドウィックの新CEOに就任
インターパブリックグループ(Interpublic Group)は、アンディ・ポランスキーがConstituency Management Group (CMG)の会長およびCEOに就任したことを発表いたしました。また、2012年からCEOを務めていたウェーバー・シャンドウィックでは、引き続きエグゼクティブ チェアマンとして在任いたします。新CEOには、2013年以来同エージェンシーのグローバル社長を務めていたゲイル・ハイマンが就任いたします。
インターパブリックグループ傘下にあるCMGでは、主にPR(広報)、スポーツマーケティング、エクスペリエンスマーケティング、ブランドコンサルティング、デジタル/ソーシャルマーケティングに特化したマーケティングエージェンシーを展開しており、Golin、Octagon、Jack Morton、DeVries Global、Current Global、Rogers & Cowan、FutureBrandなどのブランドを保有しています。
ポランスキーの指揮の元、ウェーバー・シャンドウィックは、Ad Age’s Best Places to Work 2019やPRWeek’s Global Agency of the Year(2015年から2018年で四年連続)、The Holmes Report’s Global Agency of the Year (2014年、2015年、2017年)を受賞するなど、グローバルエージェンシーとして急成長を遂げました。
インターパブリックグループCEOのマイケル・ロスは今回の発表について、「インターパブリックグループのCMGは、各業界をリードする自ブランドそれぞれの強みを活かしたグループ内協業を実現し、統合的なソリューションをお客様に提供できるよう、進化を続けます。アンディは、全ブランドを統率する力と組織を業績向上に導く力を持ち合わせ、また、クライアントニーズを的確に理解をしているため、CMGのCEOとして適任と言ってよいでしょう」と述べ、「アンディとゲイルは、この新たなマーケティングコミュニケーション時代において、ウェーバー・シャンドウィックをPR特化の代理店から、より幅広いサービスを展開する統合的なエージェンシーに昇華してくれただけでなく、強いグローバルチームの構築に大きく貢献してくれました。CMGおよびウェーバー・シャンドウィックでのさらなる活躍を期待しています」と今後の展望を明らかにしました。
多くのエージェンシーやクリエイティブアワードなど栄誉授与や、直近では、Cannes Festival of Creativity 2019では25賞を受賞するなど、ハイマンは、近年のウェーバー・シャンドウィックの成長に大きく貢献をしてきました。また、個人としては、2019年にPRWeekの”Global Agency Professional of the Year”に選出されるなど、輝かしい功績を残しています。
ポランスキーは、「ゲイルは当社にとって、創造の源です。戦略脳とクリエイティビティを兼備しながら、クライアントが抱える長期的課題を解決に導く忍耐と勇気をも併せ持ち、業界で一目を置かれる存在です。仕事に対する野心と、ダイバーシティ&インクルージョンの実現している企業を目指したいという高い志は、社員はもとより、クライアントの心を動かしています」と述べました。また、以前から同ブランドの会長として務めているジャック・レスリーについて、「主要の経済界や政治環境におけるソートリーダーとして名高いジャックが、引き続きウェーバー・シャンドウィックの会長、相談役として在任してくださることについて、私たちはとても光栄に思っております」と添えました。